memo

病んだ夢を見ました。
その産物。


散りばめられた嘘
幸せを知って悲しみを覚えて
何度目かの最後
てのひらの蜃気楼
報われないのは承知の上
掴んだものは零れ落ちて
忘れるくらいなら知らなければ良かった
あなたの幸せの定義
伝える事に意味があるなら
探しているのに気付かない
雨色恋慕
幻の世界で君は微笑む
君は嘆いて僕は笑って
落ちてきた空、出せない言葉
考えもしなかった、その結果
そんな感情の存在すらなかった
在りもしない想いに
踊っていたは僕一人
降り積もった恋心
偽れないもの
逃げることは許されない
愛しい恋しい切ない
重ならない影は離れていく
淡い想いは薄れることなく
本当に、鮮やかだった
壁越しの涙
解けない糸
あなたの戯れに付き合ってられません
刻まれたのは、永遠には程遠い
触れることすら叶わない
出会いは突然、別れは必然
瞳で嘘を吐かないで
くすんだのは世界じゃなくてわたしの瞳
忘れものは届けません
迎えに来たなら傘くらい持ってきて
置き忘れた感情
一人芝居はこれにて幕引き
どんなに拙い言葉でも、君は笑って受け入れた
試しに、堕ちてみようか
甘くて綺麗な切り離し
灯されたのは何色の情？
鬼さんこちら、声泣く方へ
彼女は綺麗なものばかり残していった
朽ちたのは想いでも笑顔でもなく
あなたはわたしの夢に立ち入り禁止です
胸に疼くこの痛みの名を、あなたは笑って告げました
見つけて欲しいから隠れたんです
一番でも全てでも、ましてや唯一でもない
そろそろ終りを教えよう
声無くなって、恋えなくなって